在宅ワークに興味がある方の中には
「自宅でライフスタイルに合わせて仕事をしたい」
「子どもがいるから家でできる仕事が嬉しい」
「職場での人間関係がストレスだから一人で仕事をしたい」
このような理由で仕事を探している方もいるのではないでしょうか?
でも色々な探し方がありすぎて、自分にあった在宅の仕事はどうやって調べるといいのか、どこで調べるといいのかわからないといったお悩みもあります。
そこで、本記事ではおすすめの在宅ワークの探し方を紹介するので、これから在宅ワークを探す方は参考にしてみてください。
目次
在宅ワークとは?

まず、在宅ワークはどういう働き方か、始めに確認しておきましょう。
在宅ワークとは、自宅で仕事をする働き方です。コロナ禍でオンラインが普及したことにより、ライフスタイルや自分の特性に合わせた働き方ができるようになったため、在宅ワークを希望する方も増えてきました。
在宅ワークと言っても、ほとんど出社しない完全な在宅ワークもあれば、決められた日数のみの在宅ワークなど色々な形態があります。
在宅ワークの中でも人気な仕事は以下の通りです。
・データ入力
・模擬試験のテストや小論文の採点
・文字起こし
・在宅コールセンター
・Webライター
・イラストレーター
・オンライン講師
様々な働き方や職種があるので、自分に合った求人を見つけていきましょう。
おすすめの在宅ワークの探し方10選

次に、おすすめの在宅ワークの探し方とその特徴を紹介します。参考にしてみてください。
①在宅ワークの求人メインのサイトで探す
在宅ワークの求人を中心に掲載しているサイトは、効率よく探すことができるので、忙しい方や早く仕事を見つけたい方におすすめの探し方です。
●ReWorks
ReWorksはフルリモートの求人に特化した転職サイトです。
「エンジニアが選ぶ利用したい転職サイト」
「若手が選ぶ利用したい転職サイト」
「リモートワークにおすすめの転職サイト」
それぞれNo.1を獲得している人気のサイトです。
(※日本マーケティングリサーチ機構調べより)
未経験者向けの研修会や相談などが充実しているので、初めての方も安心して使うことができます。対応が早くて手厚いという口コミが多く合ったので安心して活用できそうです。
●ママワークス
ママワークスはサイトの名前にもあるように「ママさん」向けの在宅ワークの求人が多数掲載されています。小さい子どもさんがいても、自宅で取り組みやすいような梱包や発送、データ入力等の仕事が多く、ママさんにとって嬉しいサイトになっています。
実際使ったママさんの口コミです。
「新たなチャレンジもできて成長実感があり、充実しています!子供の急な発熱など、やむを得ない急な休みにも理解があるので安心です。」
ママさんが働きやすい求人は魅力的ですね。
②大手の求人サイトで「在宅ワーク」を絞り込んで探す
大手の求人サイトは多くの人が使用しているため、とにかく情報量が豊富で、更新も頻繁に行われています。条件を絞り込むことができるので多くの中から自分に合った在宅ワークを探すことができるのがメリットです。
しかし、元々の情報量が多いため、選ぶまでに時間がかかってしまうことがあります。ここでは人気の大手求人サイトを紹介します。
●インディード
インディードの強みは圧倒的な求人数です。働く年数や年齢など関係なくとにかく多くの求人が掲載されています。他のサイトでは見つからない仕事もインディードに掲載されているということもあります。
●タウンワーク
タウンワークはCMやフリーペーパーも発行されていることから知名度No.1の求人サイトなので、多くの人が使っている安心感があります。条件の絞り込みが細かくできるので、自分に合った求人にたまたま出会えるということもあります。
●バイトル
バイトルはアルバイト・パートに特化したサイトになっています。アルバイト・パートに特化した求人サイトの中では日本最大級を誇っています。アルバイトを探している学生や育児、介護中でパートを探している主婦の方にはぴったりのサイトになっています。
●リクナビネクスト
リクナビネクストは転職者の8割が使用していると言われており、在宅ワークも掲載されているので転職活動中の方には外せないサービスです。スカウト機能や自己分析などのサービスも受けられるのが特徴です。
●フロム・エーナビ
フロム・エーナビは全体のユーザーの6割が30歳未満で、若手人材の求人が多く掲載されています。学生やフリーターの方や未経験者にもおすすめのサービスです。
③スキルシェアサービスを使う
自分が持っている知識やスキルを共有して対価を得られるのがスキルシェアサービスです。
「教えられるものは何もない」と思う方もいるかもしれませんが、教える内容は、「育児」「料理」「イラスト」「スポーツ」「勉強」など特別なスキルだけではなくても大丈夫です。お金を払ってでも教えて欲しい人とマッチングする形式で仕事が生まれます。自分で値段を決められるのもメリットです。
●ココナラ
スキルマーケットと言えば、最も有名なサービスが「ココナラ」です。「資格を持っていないから教えられない」と思う人もいるかもしれませんが、他の人にとっては嬉しい知識や情報になることもあります。
「子どもが喜ぶイラストの描き方教えます」「料理のレシピ教えます」など気軽に出品できるので、自分にできそうなものがあれば挑戦してみるのもいいでしょう。
●タイムチケット
個人の時間を30分単位で売り買いできるスキルシェアサービスです。自分の知識やスキル、経験をチケットとして販売できます。隙間時間や副業などで在宅ワークをしたい方が多数利用しています。
④クラウドソーシングサイトで探す
クラウドソーシングとは、仕事を発注したい個人や企業がネットを使って、不特定多数の人に仕事を発注する雇用形態のことです。
仕事を発注したい人と働きたい人が直接繋がれるので、スムーズにやりとりが進んだり、すぐに仕事を始めたりできるのもメリットです。職種も様々で幅広く募集がされているので、自分が好きな分野を仕事にしている方も多くいます。
●ランサーズ
「ランサーズ株式会社」が運営するクラウドソーシングサイトです。350種類以上のカテゴリがあるため、自分に合った仕事を見つけることができます。活動実績や登録情報によってランクが分けられ、自分のレベルで受注率が変わったりします。
●クラウドワークス
「株式会社クラウドワークス」が運営するクラウドソーシングサイトです。200種類以上のカテゴリがあり、未経験者でも応募できる案件が多数あります。しかし、高単価の案件はスキルが必要だったり競争率が高かったりするというデメリットもあります。
●シュフティ
名前の通り、主婦さん向けのクラウドソーシングのことで、他のサイトと比べても隙間時間で取り組める仕事が多くあります。また、スキルが不要な仕事もあるため、忙しいけれど仕事を始めたい主婦の方でも気軽に応募できます。
⑤各都道府県、地方自治体の在宅ワーク情報提供サイトで探す
ここで探せるものは内職や在宅ワークです。
内職は在宅ワークとは少し意味が異なります。ここで内職の意味を押さえておきましょう。
内職とは企業から雇用されている被雇用者に区別されており、主婦などが自宅でできる単純作業の仕事が多くあります。家内労働法によって、最低限の収入面や安全面などの労働環境が保証されています。
各都道府県や地方自治体のサイトで探せる主な仕事の種類は以下の通りです。
・シール貼り
・ミシンを使った作業
・データ入力
・デザイン作成
・ホームページ作成
検索方法は
「内職or在宅ワーク 都道府県名 公式」と調べます。
セミナーやパソコンにお金を払わせて、仕事が回ってこないなど悪質なものもあるので、注意しましょう。法人サイトや市町村などから委託を受けているものは安心して求人を探せます。
⑥厚生労働省のハローワークインターネットサービスで探す
ハローワークでは在宅ワークではなく、在宅勤務(テレワーク)の求人をを扱っています。
ここで紛らわしい在宅ワークと在宅勤務の違いを整理しておきましょう。
・在宅ワーク
在宅ワークは個人事業主です。企業や個人から委託を受けますが、個人で制作したものを提供すればいいのでどこでも仕事をすることが可能です。
・在宅勤務(テレワーク)
在宅勤務はパートや契約社員、正社員になります。企業と雇用契約を結ぶことが前提です。在宅で仕事はできますが、出社する日が決まっていたり、企業がある都市部のみで募集していたりという条件がある場合があります。
「ハローワークインターネットサービス」と検索すると厚生労働省のサイトが出てきます。そのサイトから求人を探すことができます。
探す時に注意点があります。
ハローワークが扱っているのは「在宅勤務」のみですが、求人を出している企業が厳密に言葉の違いを区別していません。
ですので、「在宅ワーク」「在宅勤務」「テレワーク」のキーワードをまとめてフリーワード欄に入力することで、在宅勤務の求人を逃すことなく見つけることができるでしょう。
⑦在宅ワークに関するセミナーに参加する
都道府県や市町村が在宅ワークに関するセミナーを開催することがあります。移動が難しい方もオンラインで参加できるものも多いため、気軽に参加できます。
以下のように様々なセミナーが開催されています。
・ライティングやデザイン等のスキルを学ぶセミナー
・仕事の受注を学ぶセミナー
・企業とマッチング交流会のセミナー
自分に合う内容のセミナーを選んで参加しましょう。
セミナーに参加する際の注意点としては、お金儲けのためだけに開催されているものもあるということです。
都道府県や市町村が開催しているものは基本的に参加費が無料なので安心して参加できます。
また、有料でも価値のあるセミナーは存在します。高額すぎないか、参加者の口コミなどを元に見極めることが重要です。
都道府県や市町村は在宅ワークやテレワークの支援を行うセンターを設置しており、センターのサイトからセミナー開催の情報を見ることができます。
例えば、以下のようなものがあります。
・東京テレワーク推進センター
・大阪府テレワークサポートデスク
・福岡県就業推進事業
お住まいの地域のセンターも調べてみてください。
⑧SNSやブログを活用する
Webライティング、WebデザインなどWeb系の仕事をしたい場合は、SNSやブログを活用するのがおすすめです。
SNSやブログに作品を掲載したり、自己PR、経歴、取得資格などを記載しておくと、企業や個人事業主などから直接オファーが届きます。
また、オファーを受けたい仕事に関係するノウハウや知識などの投稿をして、影響力をつけることで、オファーがきやすくなり、仕事を獲得することにつながります。
スキルや経歴がすでにある場合はすぐに仕事が取れることも多いです。初心者の方でも長期的に見て、スキルをつけていきたい方には効果的な方法です。
⑨地域の求人フリーペーパーで探す
これまでに紹介したものは、インターネットを使って探すものがほとんどでしたが、紙媒体を使って探すことも可能です。
求人誌やフリーペーパーにはネットにないメリットがあります。
・一覧になっていて見つけやすい
・地域密着型の採用に向いている
これらは紙媒体ならではの特徴です。
ネットでは自分で条件を絞って検索するため見落としてしまうものもありますが、紙だと一覧になっているので偶然目に留まることも多く、そこから応募に繋がることもあります。
また、駅やコンビニ等生活に密着した場所に設置されているため、地域との関わりが深い仕事を多く見つけられます。
しかし、掲載できる情報に限りがあったり、新情報の反映や修正が遅かったりというデメリットもあります。
⑩人脈を使って知人から紹介してもらう
知人から仕事をもらえることがあるの?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、以下のような場合があります。
●過去に仕事をもらったことがあるクライアント
成果物のクオリティが高かったりスピードが速かったりすることで、クライアントの満足度が高まります。すると、次の仕事も任せたいと思ってもらったり、長期的に仕事をもらえたりすることもあります。
●異業種で働くフリーランス
例えば、ブログを運営しているフリーランスがブログに載せるイラストを作成したいという状況を考えてみてください。
企業やプロのデザイナーに依頼することもできますが、イラストが描ける知人がいたらコミュニケーションコストや金額のコストなどを踏まえて、お願いしたいと思うような場合もあるはずです。
普段から相手の仕事内容を理解して、自分には何ができるかを伝え合えるような知人がいたら、とても効果的な方法です。
知人から仕事を紹介してもらうメリットとしては、本業に集中できることです。
仕事をもらうまでに工程が多かったり、採用の連絡待ちなどに時間がかかってしまったりすると仕事以外の時間が増えてしまいます。
またある程度、信頼関係も構築されているためスムーズに仕事の連絡を取れることも魅力の1つです。
以上が、おすすめの在宅ワークの探し方の紹介でした。色々な探し方があるので、自分に合った探し方で求人を見つけてみてください。
在宅ワークの探し方注意点

在宅ワークを探す際には、詐欺や怪しい求人には注意しなければいけません。また、クライアントとのトラブルにならないように2つの注意点を解説します。
相場よりも単価が低すぎる、高すぎる仕事は避ける
相場よりも単価の低い仕事は、時給換算すると数十円程度になることもあります。
逆に、条件が良すぎる仕事も危険な場合があるので気をつけましょう。好条件で人を集め、詐欺や個人情報の悪用などを企んでいる悪徳業者である可能性もあります。ラクしてお金を稼げることはほぼないと思っておきましょう。
契約内容の確認をする
内容や条件があやふやなまま仕事を引き受けた場合、トラブルに遭うことがあります。契約する前に必ず詳細を確認しましょう。はっきりしないことがあれば、直接確認することも大事です。
実際に在宅ワークの仕事を受けた人の中にはこのような声も挙がっていました。
・想像以上に時間がかが足りずに時給換算したら割に合わなかった
・専門知識がないとできない仕事だった
・自分の実力が足りずに期日に間に合わなかった
もし途中で「やっぱり無理でした」と仕事を辞めるとクライアントのトラブルに発展してしまったり、今後そのクライアントからは仕事をもらえなかったりしてしまいます。
そうならないためにも、事前に不安な点がなくなるまでしっかりと確認した上で、仕事を引き受けましょう。
まとめ

本記事では、おすすめの在宅ワークの探し方と注意点を紹介しました。
一言に在宅ワークと言っても様々な形態や職種があります。
自分のライフスタイルや生活エリア、どれくらいの期間働きたいのか等の目的によって探し方も変わってくるので、それぞれ探し方の特徴を見てこれからの求人探しに活用してください!